こんなことがありました

2024年12月の記事一覧

【1年】国語科 たぬきの糸車

 「たぬきの糸車」は、長年、小学校国語科の教科書に掲載され、多くの世代の方々に親しまれている物語です。

 いたずら好きのたぬきが罠にかかってしまうのですが逃がしてもらい、そのお礼に、糸車を回して糸をつむぐといったあらすじです。

 今回、1年担任はこの単元を学習するに当たり、実物の「糸車」と「覗き穴の開いた障子」を準備しました。

 前任校で使っていたもので、ぜひ渡辺小学校の子ども達にも体験させてあげたいという思いから、前任校にお願いして借用してきました。1年担任の熱意には頭が下がります。

 授業では、子ども達が、おかみさんになり切って糸車を回したり、たぬきになって、糸車を回すおかみさんの様子を、障子の覗き穴から覗いたりする体験をしました。

 「糸車」はもちろんのこと、「覗き穴の開いた障子」も、現在の家庭環境ではほぼほぼ触れることがないものでしょう。

 物語の中に、実感をもって浸れるように、こうした配慮はとても効果的だと思います。

 体験をしてみた子ども達、どんなことを感じたでしょうか。

 そして、登場人物の心情に近づくことができたでしょうか。

 後で聞いてみたいと思います。

 ご協力いただきました藤原小学校様には心より感謝申し上げます。

 

 

ユニセフから感謝状が届きました

 日本ユニセフ協会では、世界中の子ども達が健康に、平和に暮らせる世界を目指して活動をしています。

 本校でも、その趣旨に賛同し、その募金活動に協力をしています。 

 児童会代表委員会の呼びかけで、「赤い羽根共同募金」「ユニセフ募金」「日本赤十字社」の3つの募金活動を進め、集まった募金を、10~11月にそれぞれの団体へ寄付しておりました。

 本日、日本ユネスコ協会より感謝状と活動報告が届きました。

 子ども達の「善意」が、世界中の子ども達の鉛筆やノート、ビタミンカプセルや栄養治療食などに活用されていることがわかりました。

 これからも、こうした取り組みを通して、「ボランティア」の精神を育んでいければと思います。

 改めて、募金にご理解とご協力をいただきました保護者の皆様に感謝申し上げます。

 

 

【3年】総合的な学習の時間 チューリップの球根を植えました。

 昨日、3年生が、総合的な学習の時間の単元「花と緑の学校を作ろう」で、校庭の掲揚塔の東側にチューリップの球根を植えました。

 球根を植える場所は、来年度春に入学してくる1年生が昇降口に向かう途中に通る場所で、「きれいな花を咲かせて1年生を迎えたい。」という子どもたちの思いによるものです。

 担任の先生から、植える際の穴の深さや球根の向きなどの説明を受けて、一人2個ずつ植えました。

 活動の様子を見かけたSSS(スクールサポートスタッフ)が来てくれて、植え方のアドバイスをしてくれました。

 ありがたいです。

 植えたチューリップ。

 冬を越えたくましく成長し、4月の入学式にはきれいな花を咲かせて、新1年生を迎えてくれることを願います。

 3年生の皆さん、ありがとうございました。

 

創立150周年記念クリアファイル

 本校の創立150周年を記念してクリアファイルを作成しました。

 航空写真で撮影された渡辺小学校を含む渡辺町の自然豊かな風景に加え、地域の皆様にもお集まりいただき、校舎2階から、また、ドローンから撮影した画像を使用しております。

 学習発表会を実施した7日(土)に、全児童とご来賓の皆様に配付しました。

 また、ご来賓の皆様を通じ、日頃お世話になっている関係団体の皆様へ、後日お渡しいただけるようお願いしております。

 予算の関係上、数に限りはあるのですが、希望される地域の皆様の分も用意いたしました。

 明日12月11日(水)以降年末までの範囲の中で、渡辺公民館及び渡辺郵便局にご協力いただき、窓口付近に置いていただけることとなりました。(設置期間はそれぞれの施設によります。)

 ご希望の方は、お近くの施設にお立ち寄りの際、お持ちいただければと思います。

 より多くの地域の皆様にお取りいただき、創立150周年をお祝いいただければ幸いです。

 なお、数には限りがあるため、各施設訪問時にすでに配付終了となっている場合もありますので、ご了承願います。

 併せて、クリアファイルをお持ちになる際には、渡辺公民館、渡辺郵便局それぞれの業務に支障をきたさないよう、十分ご配慮いただきますようお願いいたします。

 

 

寒い朝ですが

 いわき市は県内でも比較的暖かい地域ですが、それでも今朝は車の窓ガラスが凍っていたり、朝の街頭指導の際、吐く息が白かったりと、かなり冷え込んでいました。

 そんな中ですが、子ども達は朝から一生懸命活動をしてくれています。

 外では、環境委員会の児童が落ち葉集めをしていました。

 普段に比べ、すごい量の落ち葉があり、それを丁寧に集めてくれていました。

 体育館に行ってみると、4~6年生が、先週開催した学習発表会の片づけをしてくれていました。

 長机を畳んだり、パイプ椅子を運んだり。

 4年生は自分たちが使った和太鼓を音楽室に戻していました。

 最後の片付けまで、自分たちでしっかり取り組める。

 素晴らしい姿です。

 

創立150周年記念式典

 本来であれば、この記事は、学習発表会の前に実施したことなのですが、更新が学習発表会の記事より後になってしまいました。申し訳ありません。

 さて、本校は昨年度で創立150周年となりました。

 昨年度は諸般の事情により祝賀行事等は行わず、今年度に実施ということになっておりました。

 本校PTA会長様、いわき市議会議員田頭弘毅様、青少年育成市民会議渡辺支部長様をはじめ、多数のご来賓の皆様ご臨席のもと、記念式典を開催することができました。

 校長挨拶では、これまでの地域の皆様の惜しみないご支援に感謝しつつ、今学校が求められている変革について、「渡辺らしさ」「渡辺ならでは」を大切にしながら進んでいきたいことをお伝えしました。

 その後、本校PTA会長様、青少年育成市民会議渡辺支部長様よりご祝辞を賜りました。

 時間の関係上、いわき市議会議員田頭弘毅様から頂戴しました祝辞につきましては、書面にてご参加の皆様に配付させていただきました。

 最後に、各学年児童代表による、渡辺小学校150年の歴史の紹介を行いました。

 懐かしい画像とともに、それぞれの学年の代表児童が堂々と、自分が担当する時代のことについて発表しました。

 渡辺小学校は、いわき市内でも小さな学校で、全校生が100人を下回っています。

 しかしながら、地域の方々に支えられた「渡辺ならでは」の教育は、どこにも負けないほど素晴らしいものだと自負しております。

 これから50年後、100年度も地域に支えられ、地域と共にある学校として進んでいけるよう、今の時代を任された我々教職員が、自覚をもって教育活動に取り組んでいかなければならないと思いました。

 ご多用の中、ご出席くださいましたご来賓の皆様、地域の皆様、ありがとうございました。

 

学習発表会⑥

 トリを飾る6年生の演目は「さあ行こう!思い出の旅へ」です。

 小学校生活6年間の集大成として、自分たちがどんな学びを積み重ねてきたのか、思い出を振り返る「タイムスリップの旅」のスタイルで発表しました。

 発表序盤に行った「フラッグダンス」は昨年度よりさらにキレと統一感が増し、素晴らしい演技でした。

 可愛らしい黄色い帽子を被り、大きなランドセルを背負っていた1年生の頃

 2年生で取り組んだタイムカプセル作り

 5年生の稲作体験 等等

この6年間で、様々な学びが得られたこと、いい思い出がたくさんできたことがよく伝わってくる発表でした。

 

 

学習発表会⑤

 5年生の演目は「5年生の日常」です。

 音楽科で取り組んだ器楽演奏や歌に加え、総合的な学習の時間でのかかし作りの様子、さらには、普段の学級の様子を寸劇で表現しました。

 何気ない様子に見えますが、特別活動や道徳教育の視点で、ボランティアの心やあいさつの大切さ、食べられることへの感謝の心など、子ども達の心がしっかり耕されていることがお分かりいただけたかと思います。これも学習の成果の発表の仕方の一つだなあと思いました。

 

 

 

 

学習発表会④

 4年生の演目は「WATANABEミュージックステーション」です。

 音楽科で学習した器楽演奏、体育科で学習したリズムダンス、総合的な学習の時間で学習した和太鼓を、テレビの音楽番組の雰囲気で披露していきました。

 最初の器楽演奏では「エーデルワイス」を鍵盤ハーモニカとリコーダーで演奏しました。

 続いてのリズムダンスでは、YOASOBIの「アイドル」を元気に踊りました。

 和太鼓も11月の渡辺の祭りの時よりもさらにグレードアップしていました。