こんなことがありました

せせらぎスクール③(水源の水が大海原へ)

7月22日(火)、いよいよ「せせらぎスクール」の最終日です。
これまで2回の学習では、
 ・雨降山には水源があり、その水が好間川に流れていること
 ・学校前の好間川には、きれいな水に生息する水生生物が多く、
  水質調査の結果からも科学的にきれいな水であること
を学んできました。
今日は、せせらぎスクールの最終日。学校前の川の水が海へ流れ
ていくところを追いかける学習です。
まずは、平の愛宕橋まで移動しました。そして、好間川の流れを
見ながら平橋まで堤防を歩いて観察です。
途中で好間川と夏井川が合流する地点を確認することができました。
下流は川幅が広く、水が濁ってしまっていることも分かりました。
上流に住む自分たちが水をきれいに保ちたいと感じたようです。

次に平橋から河口へ向かいました。
夏井川の水が海に到達しているところを見て、子どもたちは感動して
いました。「汽水域」といって、海と川の水が混ざっていることや
河口付近の川幅はとても広く、流れも穏やかであることを学びました。
そして、海岸へ到着。先週も四倉海岸へ行ってきましたが、海の風や
潮の香りが心地よく感じました。波打ち際で少し遊んできました。
最後は、河口近くの公園で船に乗せてもらう体験とカニ釣り体験を
してきました。
これで、せせらぎスクールの学習は終了です。蒸発した水は、雨となり
山から海へ渡る間に私たち人間はその恩恵を受けているということを
体験をとおして実感することができたと思います。
これまでに関わっていただいた多くの皆様に感謝を申し上げます。