こんなことがありました

好間川せせらぎスクール③「好間川の上流から河口までの川の様子を体験しよう」

 7日(木)の午前中に、晴天のもと、6年生が好間川せせらぎスクールの3回目の学習を行いました。今回も、三和公民館のご協力をいただき、夏井川川づくり連絡会の橋本孝一先生、佐藤雅子先生が講師を務めてくださいました。

 まず、バスに乗り三和小を出発、好間川沿いをバスで下っていきました。見慣れている景色も、いつもと違って見えたようです。

 最初の目的地、夏井川との合流地点付近に到着。橋の上から川をのぞいてみると、魚の姿も見えました。川原の竹やぶからキジの鳴き声もしました。秋になるとサケも遡上してくると聞いて、子どもたちは驚いていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 またバスに乗り込み、次はいよいよ夏井川の河口見学です。まずは、夏井川の河口全体を見ました。河口の先には海が見えて、子ども達の気持ちも高ぶりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 夏井川の出口にあたる海の砂浜に降りました。

 川の石が小さくなった砂粒の感触を確かめながら、様々な種類の貝殻拾いに夢中!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最後に、夏井川河口にある公園の奥で、さまざまな生き物と触れ合いました。

 はじめに触れ合ったのは、「ウナギ」です。地元の方にご協力をいただき、川の中の仕掛けから出してくださったウナギを、触ってみました。皆つかもうとしますが、なかなかつかめません。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 次は「カニつり」です。用意していただいた釣りざおの先に、スルメをつけて糸を垂らし、じっと待ちます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 隙間から出てきたカニをバケツに入れようとしますが、すぐに逃げられてしまいます。皆で協力し、悪戦苦闘して大きなカニを3匹捕まえました。「ベンケイガニ」という種類のカニだそうです。捕まえた生き物は、皆で川へ逃がしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ご協力くださった地元の方のご好意で、投網を見せていただきました。きれいに広がった網に、思わず拍手!

 そして全員、特別に船に乗せていただきました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  今回の学習で、好間川の上流から河口までをたどり、上流では見られない生き物がいることや、それらの恵を、河口でも人々が大切にしてきたことに気付くことができました。身近な好間川が、多くの生き物や人々にとって大切なものであることを子どもたちは実感していたようです。身近な環境について、より深く考えることができた学習となりました。