いわき市立勿来第二中学校
Nakoso second J.H.S.
昨日19日に掲載した「漢字コンテスト」の最後に「大人への漢字テスト」の問題を掲載しましたが、挑戦しましたでしょうか?
まだ、前回のホームページを見ていない方は、問題10問を解いてから、このホームページで解答を見て採点してみてください。大人の合格点は7点以上と勝手に設定させていただきます。
それでは、解答を掲載します。
「境内」→けいだい 「内裏」→だいり 「建立」→こんりゅう
「長万部(地名)」→おしゃまんべ 「黒子」→ほくろ or くろこ
「仙人掌」→さぼてん 「河豚」→ふぐ 「海豚」→いるか 「蛞蝓」→なめくじ
そして難問の「雛罌粟」ですが、最初の「雛」は読めますよね。ヒントは歌手のアグネスチャンです(たぶん、50代以降の人はすぐにピンと来ると思います)
正解は、
「雛罌粟」→ひなげし
さあ、7問をクリアできたでしょうか? できなくても仕方ないのは、仙人掌、蛞蝓、雛罌粟の3つですね。まさか、建立を「けんりつ」と思った人はいませんよね(笑)
問題を解くのも大変ですが、実は、問題作りをする方も神経を使います。中学校の先生方は
小テスト、中間テスト、期末テストを作成しますが、問題作成ではいろいろと配慮しながら作っています。例えば、今回の問題で「黒子」について出題しましたが、あまり良問ではありません。なぜなら「ほくろ」とも「「くろこ」とも読めるからです。他にも英語のアクセント問題でも「re - cord」で強勢する箇所を尋ねるのも愚問です。なぜなら「記録する」という動詞なら後ろを強く発音しますが、「記録」という名詞なら前を強く発音します。
ただし、長文問題の中で、例えば “ Usain Bolt broke the world record.”のように「ウサインボルトは世界記録を破った。」という時の re - cordの強勢は、名詞なので前にありますので、問題としては良問になります。
これは、ほんの一例ですが、問題を解く生徒も大変ですが、作成する先生方も苦労して問題を作成しています。それは、生徒のためにできるだけ良い問題を出題したいと思うからです。
もう一つ、生徒によく話すことですが、成績の良し悪しだけに一喜一憂するのではなく、間違いから学ぶことです。「間違うこと」は決して恥ずかしいことではありません。最も恥ずかしいことは「間違いを放っておいて、同じ間違いをまたすること」です。生徒達には、授業でも試験でも、このことをこれからも話していきたいと思います。
まさに諺でいう「聞くは〇〇の〇、聞かぬは〇〇の〇」ですね!
この諺の解答は掲載しませんのでご了承ください。
追伸)学ぶ上で大切だと思うことがあります。それは「Why? なぜ?」という興味・関心を持つことです。蛇足ですが、私は「納豆」と「豆腐」は意味と漢字が真逆じゃないの?と納得いきませんでした。だからこそ、自分で考え、調べるのだと思います。
後半は雑感になってしまいました。あしからず!
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