いわき市立勿来第二中学校
Nakoso second J.H.S.
本日3日(水)は、基礎学力コンテストの数学が実施され、計算問題に必死に取り組んでいました。昨日2日(火)は学力テストが行われ、先週の27日(木)には中間テストがあり、テスト漬けに思えますが、普段の授業での取り組みがどうであったかを確認する良い機会になったと思います。
先月19日(水)には、基礎学力コンテストの国語の漢字がありました(ホームページに掲載済)が、漢字や計算、英単語は基礎ですが、応用問題を解く場合にも必ず必要になってくる大切な基礎知識です。「できた!」「ダメだった!」と一喜一憂せずに中間テスト、学力テストそして今日の基礎学力コンテストでできなかった問題を再度、挑戦し克服することが大切です。
間違った問題には、2種類があります。
1つ目は、勘違いやケアレスミスまた時間不足による不正解です。これは、注意しながら再度解けばできる問題です。
2つ目は、再度挑戦してもできない問題です。これは、「なぜできなかったのか?」をしっかりと分析する必要があります。単に知識不足だったのか、解き方の引き出しが足りなかったのかなどをしっかりと分析して知識不足なら教科書や参考書で理解してから問題を解く必要があります。
成績が伸びないという生徒の多くは、このケアレスミスを軽く捉えたり、できなかった問題を分析するのが面倒で勉強しなかったりというケースが多いと思います。
大切なことは、また同じような問題が出たら解けるようにすることです。学力向上とは、できる問題や得意教科や得意分野だけを勉強するのではなく、自分の頭の中でできなかった所を少しずつ埋めていくことで成績アップに必ず繋がるのです。ぜひ、保護者の方々からもお子さんにお伝えください。
【今回の基礎コンの計算問題と入試問題の相関性は次の通りです】
(1年の問題 「正負の数の加減乗除」) ちなみに加減乗除とは、+、ー、×、÷
(2年の問題「文字を含んだ加減乗除」「連立方程式」)
(3年の問題「平方根の加減乗除」「2次方程式」)
【昨年度の入試問題(数学1)】
【一昨年度の入試問題(数学1)】
福島県立入試の数学の大問1は、4つあります。
①は「1年の正負の数の加減乗除」
②は「1年の分数を含んだ加減乗除」
③は「2年の文字を含んだ加減乗除」
④は「3年の平方根の加減乗除」でパターンが決まっています。
ですから今回の基礎コンの問題を解ければ県立入試の数学の大問1は全問正解できますね!
さて、生徒達は10月27日(土)の波の穂祭に向けて合唱コンクールの練習にクラス一丸となって取り組んでいます。文化祭は、生徒一人ひとりが主役です。できる限りの前向きさを出して、文化祭を最大限に満喫してほしいと思います。
大切なことは「勉強する時も精一杯、文化祭や部活動も精一杯」に取り組むことが、青春を謳歌できるかけがえのない一瞬一瞬で宝物になります。保護者の方々も、お子さんを後押ししてあげてください。
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