こんなことがありました。

NEW 3年生「社会福祉体験」その2

特別養護老人ホーム「せいざん荘」にて

男子生徒は、昼食時に、各テーブルの3~4名のお年寄りの方々から話を聞いたり、自分の話をしたりと有意義な時間を過ごしていました。

 

女子生徒は、昼食を終えたお年寄りの食器を運搬用のコンテナにきちんと並べていました。

 

特別養護老人ホームゆ・の・あにて

 ゆ・の・あでは、車いすを体験して施設内を自分一人で進めたり、施設外では、一人が車椅子を押してもう一人が車椅子に乗る体験していました。施設の方から、施設内はバリアフリーですが、外では、段差があったりと大変なので、そんな時は、「少し揺れますよ」など、ちょっとした声かけが大切なんですよ。と生徒に説明していました。

男子生徒は夢中になって千羽鶴などを折っていましたが、初めて千羽鶴を折ったという生徒がいることに驚きました。

今回、老人養護施設にお伺いして、お年寄りの方に「本校生はどうですか」と尋ねると、満面の笑みで「話を聞いてくれて、本当に嬉しいです。」「生徒の皆さんは、とても親切にしてくれていますよ。」という感想ばかりで、とても嬉しくなりました。

そして、あるお年寄りの方に呼び止められて、「校長先生、私達は若い人達がここに来てくれるだけでとっても嬉しいし、元気が出るの。」と少し涙ぐみながら話している姿がとても心に残りました。生徒たちにも、このことをぜひ伝えて、高齢化社会に一人ひとりが貢献していくように話すとともに「思います。

 以前、永六輔さんの語録の中に「子ども叱るな、来た道だもの年寄り笑うな、行く道だもの」という言葉があります。みんな時間とともに歳をとります。だからこそ、大先輩であるお年寄りの方を大切にしていくことが必要なんだと、今回の訪問を通して改めて痛感しました。