いわき市立勿来第二中学校
Nakoso second J.H.S.
平成30年度全国学力・学習状況調査の結果と今後の取り組みについて
秋冷の候、保護者及び地域の皆様には、日頃から本校教育活動に対しましてご理解とご協力をいただき心より感謝申しあげます。
さて、4月に行われました標記の調査について、本校の結果をお知らせいたします。
今回の調査結果を分析し、これからの指導に活かすとともに、ご家庭と連携してさらなる学力の向上を目指していきたいと考えています。今後ともご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
なお、同様のお知らせを本日、生徒を通して配布いたします。
◯勿来二中の平均正答率は、全国の平均正当率と比較すると
国語A 全国平均レベル 国語B 全国平均レベル
数学A 全国平均レベル 数学B 全国平均より上
理 科 全国平均より上
〇福島県と全国の平均正答率
国 語 数 学 理 科
A B A B
福島県 76.0 61.0 64.0 44.0 66.0
全 国 76.1 61.2 66.1 46.9 66.1
※ 平成30年度全国学力・学習状況調査の結果と課題
(1) 国語の平均正当率と課題
本校は、国語ABともに平均正答率は全国平均値と同等となった。
国語Bで「話すこと・聞くこと」が下回り、全体と部分との関係に注意して相手の反応を踏まえながら話す力に課題が見られた。
それ以外の領域ではほぼ全国平均値を上回り、特に「読むこと」と「書くこと」の正答率が高かった。国語への関心は高く、記述式の問題も全国平均を上回った。
(2) 数学の平均正当率と課題
数学Aの平均正解率は全国平均とほぼ同等であった。数学Bの平均正答率は全国平均値を上 回っている。数学Aでは「資料の活用」の領域において、確率の分野で特に課題が見られた。
数学Bでは「数と式」が全国平均値より若干下回ったものの、「図形」「関数」「資料の活用」では上回った。「数と式」では「文字を使った式による説明」に課題が見られたが、他の領域では「記述式」の問題も全国平均値を上回った。
(3) 理科の平均正当率と課題
平均正答率は全国平均値を上回っている。「知識」に関する問題は全国平均値とほぼ同等であるが、「活用」に関する問題や「科学的思考・表現」、「記述式」の問題など難しいと思われる問題は、全国平均値を上回っている。
課題は、「観察・実験の技能」の定着である。ガスバーナーの空気を調節するねじを指摘したり、電流計の回路への接続の仕方や電気用図記号を問う問題などの平均正答率が全国平均値よりも下回っている。
なお、3年の生徒には、個人票及びお知らせで個人票の見方について配布していきますので、今後の学習に活用してほしいと思います。
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