こんなことがありました。

「いのちのアサガオ」の種取り

 一昨日の9日(火)の5校時に全校生と教職員で、夏の間、緑のカーテンとして暑さを和らげてくれたアサガオやネットを校舎から取り外し、種取りをしました

 この種には、命の尊さや白血病のことを知ってもらおうとしたある小学生の母親の願いが込められています。

 平成5年、白血病のために7歳という若さで命を亡くした丹後光祐君が、たった3ヶ月だけ小学校に通うことが許され、その時にアサガオを育てたそうです。丹後君が亡くなった後、彼の母親が種からアサガオを全国の学校で育てて、命の大切さを知ってもらう目的で始まった事業です。本校でもその意志を尊重し、毎年アサガオの種を取り、次年度にまた緑のカーテンを作る学校行事を続けています。

 9日は、校舎のネットづたいのアサガオを取り外し、来年のために多くの種を取ることができました。また来年、アサガオの花を綺麗に咲かせることが、丹後君の供養になると思います。

【開会式で、今回の趣旨を聞く生徒達】

【2階のベランダで、くくりつけられたネットをほどいています】

【1・2年生も一生懸命に作業に取り組んでいます】

【3年生も先生方と一緒に汗を流しながら頑張っています】

【校舎から外したネットを運びアサガオの種を取りやすいようにブルーシートに運びました】

【しっかり足で踏んで、種を取っている3年生】

【1・2年生。1年生は初めて行う足踏みです】