こんなことがありました。

NEW いわき小中で初の体験とは!

昨日4日(月)の3,4校時に1年生全員「普通救命講習」を受講しました。 いわき市内の小中学校で何が「初」かと言いますと、今回の講習はまず最初に1時間「WEB講習」を受講し、その後2時間「実技講習」を行うことで「普通救命講習Ⅰ」の修了証を受け取ることが今まで市内の小中学校の普通救命講習会ではなかったということです。

 生徒達は、普通救命いわゆる「心肺蘇生法」について次の3つの体験をしました。一つ目は「胸部圧迫法」、二つ目は「人工呼吸法」、そして三つ目は「AED取り扱い法」について体験しました。

 よりわかりやすくするために、プロジェクターでDVDの指導動画を視聴しながら体験しました。生徒達は8つの班にわかれて、勿来消防署員の方々に丁寧に教わりながら体験しました。

 一通り体験した後、よりリアルな場面設定で実施しました。具体的には、倒れている人が意識や呼吸があるかを確認し、周囲の人に救急車とAEDの要請をした後に、胸部圧迫⇒人工呼吸⇒AEDの設置などの一連の流れで何度も体験しました。

  この講習は、今日6日(火)は3年生が、明後日7日(木)は2年生が全員実施し、本校生は全員「普通救命講習Ⅰ修了証」を受け取ることになります。

 これからのシーズン、勿来海水浴場の海開きがあり水難事故の危険もあります。また、家族の中で、突然意識を失う人が出てこないとも限りません。その場に大人がいなくて、生徒だけという場面があるかもしれません。ですから、今回の講習で学んだことを「いざ」という緊急の場面で活かすこができればと強く思います。生徒達にとって「命の大切さ」を感じることができた貴重な体験になりました。生徒達には、ぜひこの講習の体験を家族で共有してほしいと思います。

事前に保健体育の時間に行った「WEB講習」】

 

勿来消防署の方々に丁寧に教えられながら体験する1年生

 

【「胸部圧迫」では、腕を曲げずに真上から30回カウントしながら押しています】

 

【「人工呼吸」では、気道の確保と胸の膨らみを確認することがポイントです】

 

【「AEDの設置」では、意識の確認から救急車やAEDの手配、そして胸部圧迫、人工呼吸の流れを行ってから、AEDを取り付ける体験をしました。実際の場面を想定したもので、とても役に立つ体験でした】

 

【講習を終え勿来消防署の方から「WEB受講証明書」と「普通救命講習Ⅰ修了証」を代表で受け取る生徒(本日5日)】