楮刈り

1月22日(金)、毎年恒例の楮(こうぞ)刈りを行いました。

楮は、遠野和紙の原料となる木です。本校の卒業式では、この遠野和紙を使った卒業証書を卒業生に手渡しています。

今回は刈り取りのみを行います。学校周辺に植えられた楮の木を1、2年生で刈り取りました。

遠野オートキャンプ場の皆様から道具をお借りして、楮を根元から切り取っていきます。

 

道具のおかげで、軽い力で刈り取れます。太い楮はのこぎりで刈り取りました。

 

刈り取った楮はかなりの量ですが、みんなで手分けして運びます。

長い楮もあり、運ぶのが大変です。パワフルですね!

同じ長さのものをそろえてロープで縛っていきます。軍手をしてると難しいです。

昨年と同じぐらい、収穫することができました。今年は加工の都合上、全て切りそろえはせずに束にまとめました。

生徒感想より

◇楮の幹が太いと全然切れず、意外と力がいることがわかった。 ◇この後、楮がどのように紙になっていくのか興味がわいた。 ◇先輩の動きを見ながら、楮刈りを学ぶことができた。 ◇講師の方々は足場が悪くても手際よく作業をしていてすごいと思った。 ◇紙すき体験までに遠野和紙について調べて伝統を守っていきたい。 ◇みんなで話しをしながら協力できて楽しかった。 ◇コロナなのに講師の先生が来てくれて嬉しかった。 ◇足を引っ張らないか不安だったが教えていただいたおかげで思ったよりできた。 ◇遠野和紙には長い歴史があるので様々な人に伝えたい。 ◇人まかせにせずやることができた。 ◇来年は後輩に教えたい。 ◇口より手を動かしてみんなの迷惑にならないようにしたい。◇刈り取った楮が誰かの使う和紙になると思うと、日本の技術はすごいと感じる。 ◇入遠野にしかない貴重な体験ができて、勉強になった。

講師をしていただいた遠野オートキャンプ場の皆様、地域おこし協力隊の皆様には、事前に下草刈りなどの準備をしていただきました。準備から当日のご指導まで、ありがとうございました。講師の皆様には、次回、紙すきでもお世話になります。