上中の様子

安全・迅速に避難できました!

本日6校時、春季避難訓練を実施しました。今回は、「上遠野中学校は土砂災害特別警戒区域にあり、この区域に重大な被害を及ぼす土砂災害が発生する恐れがあるとして、市長が避難勧告を発令した」との想定で行いました。放送による避難通告で、生徒たちは授業担当教師の指示で、校庭の鉄棒側に避難しました。

どの学年も、無言で安全、迅速に避難することができました。(避難通告より、人員確認報告完了まで、2分35秒)

訓練の様子を写真でご覧ください。

〔避難の様子:3年生〕

〔2年生〕

〔1年生〕

〔事後指導の進行などは、生徒会役員が行いました。〕

〔教頭より避難に要した時間の報告〕

〔校長より〕

「上遠野中学校は、土砂災害特別警戒区域に指定されています。一昨年10月の台風や、2月の地震などにより、学校周辺でも崖崩れや落石などが発生しました。雨が降った後や地震の後だけでなく、災害は、いつ起こるかわかりません。絶対大丈夫だ!ということはありません。(10年前の震災で実感しました。)備えをしておくことは大切です。災害が発生した(しそうな)場合、最優先されるのは命を守ることです。学校では、しっかりと放送や先生の指示を聞き、今日のように安全・迅速に行動しましょう。自分の命は自分で守ることは基本ですが、学校のように集団生活している場面では、自分勝手な判断・行動は禁物です。バラバラな行動をしてしまうと、皆さんの安全を確認・保障することができないからです。また、家庭では、家族といる場合や一人の場合では異なりますが、確かな情報を入手して、早めの行動をすることです。災害の種類(風水害・地震など)や、居る場所、時間帯などによっても違ってきますが、『どう行動することが安全かを普段から考えておくことが大切』です。今日の避難訓練がこのようなことを考えるきっかけになればと思います。

 

〔閉会のことば:今日学んだことを、今後の生活に生かしていきましょう。〕