上中の様子

全学年道徳の授業

これまでHPでも何度か紹介いたしましたが、本校では毎年”全校道徳”ということで、週1時間の道徳の授業を、担任を中心としながらも、学年副担任、道徳教育推進教師、養護教諭、管理職などが授業を行っています。

これは、道徳という教科の特性を十分に考慮し、各授業担当者の持ち味を生かしながら、様々な手法で”ねらい”(生徒に身に付けさせたい価値)に迫ることで、生徒たちも新たな視点からの気づきを得られるということ、様々なパターンの授業が展開されることで、授業にも変化が生まれ、生徒たちにとって新鮮な学びとなること、授業者も、授業の構想を練る作業や実践をとおして、指導力の向上を図ることができること、更には、担任も、自分の学級の生徒たちが、他の教師の授業で学ぶ姿を見ることで、新たな生徒理解につながったり、自己の学級経営に活かすことができる・・など、多くのメリットがあります。

昨日の6校時は、写真の3名が、それぞれの学年で授業を行いました。

*いわき市で採用している道徳の教科書。

*1年生:校長が担当しました。「夢への挑戦”パラカヌー”」の資料を使い、「困難にもくじけず、夢に向かって努力し続けるパラカヌー競技の瀬立モニカ選手の生き方を通して、目標の達成のために必要なことは何かを考える」授業を行いました。

 

 

*2年生:教頭が担当しました。「違反摘発」の資料を使い、「スピード違反をめぐる異なる立場からの投書を題材に、きまりは誰のために、なんのためにあるのかを考える」授業を行いました。

 

 

*3年生:1学年副担任が担当しました。「星野道夫さんのエッセイを題材に、自然の生命を感じ取り、人間の力を超えたものに対する畏敬の念を深める」授業を行いました。

 

 

全校道徳は、来年度も継続して取り組んでいく予定です。