上中の様子

遠野和紙体験学習の集大成は紙漉きで・・

本日の5・6校時、3年生は家庭科室において、遠野和紙製作体験学習を行いました。

1年生時に、自分たちが植えた楮(こうぞ)を使っての紙漉きは、とても貴重で意義ある体験であると思います。

本日は、11月に実施したトロロアオイと楮の収穫に続く特別授業第3弾(最終回)で、今回も、遠野地区地域おこし協力隊の3名の方々にお出でいただき、主に紙漉き体験を行いました。

*はじめに、収穫と紙漉きの間の製造工程を、パネルを用いながら説明していただきました。

*本日は、1枚から8つとれる、ポストカードサイズの紙漉きをします。

*まずは原料を攪拌(かくはん:かきまぜること)して、地域おこし協力隊の方が漉き方を披露。

  

*いよいよ生徒の体験です。1年生時にやったのを、覚えているかな?(約2年ぶりですからね・・)

地域おこし協力隊の方々に補助していただきながら、頑張ってます! 

  

  

  

*漉き上がったポストカードサイズの遠野和紙です。使い道は人それぞれですね。

*順番を待っている&終わった生徒は、和紙の製造工程図を眺めたり、地域おこし協力隊の方の説明を聞いたりして、ワークシートにまとめます。

  

*生徒代表お礼のことば。(とても立派なあいさつでした。さすが3年生です!)

 

*最後に、地域おこし協力隊の方よりお話をいただきました。

*体験学習の最後は、全員での記念撮影!

遠野地区地域おこし協力隊の3名の皆様と、遠野支所の担当の方には、1年生と合わせて計6回お出でいただきました。お陰様で、とても実りある体験学習となりました。ありがとうございます。これまでの学びをとおして、遠野地区に伝わる伝統工芸の1つである「遠野和紙」への理解が深まり、同時に、ふるさと(郷土)遠野町への愛着や誇りも持てたと思います。

特に、校長の思いだけで実施した今回の3年生の体験学習でしたが、何か一つでも感じ取ってくれれば嬉しいです。

なお、本日漉いた和紙は、先日の1年生の作品と合わせて、来週初めには学校に届けてくださるとのことです。

楽しみに待ちたいと思います。