こんなことがありました。

NEW 質問者続出!(生徒会総会)

 昨日9日(金)、50分の表彰等で時間が押している中、後期生徒会総会が体育館で行われました。

 

 校長の話の中で「ちょうど1年前の10月12日にいわき市の北地区に甚大な被害を及ぼした台風の話をしました。そして東中生徒会が中心となり、平地区や好間、小川の学校に「辛いけど頑張ってください、応援しています」などと全校生が書いた色紙を送りました。被害にあった学校の校長先生や生徒会長から「私達のことを応援してくれてありがとう!エールに勇気づけられました」という返事があり、東中生も逆に勇気づけられました。」ということを話しました。

 後期の生徒会組織が決まり、生徒会総会でこれからの半年の生徒会本部や各委員会の運営などについての説明を委員長などにしてもらいました。

 その後、生徒会や各委員会への生徒会員からの質問による質疑応答がありましたが、時間にして40分位かかったと思います。一番先生方も驚いたことは、質問はあらかじめ学級で質問をまとめ、質問者を決めて回答する生徒会側や委員長も質問内容を事前に知っておき回答する、いわゆる市や県議会そして国会と同じスタイルで行われます。そして「他に質問する方がいれば前に出てきてください」というお決まりの議長の言葉に、誰も出てこないのが普通なのですが、東中生は違いました

 

 生徒会本部と7つの委員会への飛び入りの質問が出るは出るは。先生方も「すごいね」と驚くほどの積極的で建設的な質問ばかりでした。飛び入りの質問者は20~30人いたと思います。そして事前にない質問に対して回答する側も即答できる質問には的確に、そして即答することができない質問には「貴重なご意見、ありがとうございます。委員会で検討し、後日お知らせします」と即興で回答する代表者を見て心強く感じました

 昨年の様々な調査で、東中生の弱点は「積極性の欠如」や「自己肯定感の低さ」という自己分析のデータが出ていましたが、こんな課題があると微塵も感じさせない生徒達を見て頼もしさを感じています

 今、コロナ禍で一人ひとりの心が萎えてしまいそうになりますが、今日の東中生の様子を見て安心するどころか、今後の活躍がますます楽しみになりました。

 “Higashi Students Council  of  the students,  by  the  students, for the students 

 「生徒の、生徒による、生徒のための生徒会”をぜひ実現しよう!

【生徒会員に活動計画等を説明する生徒会や委員会の代表者】

【説明を聞き漏らさないよう会員は真剣です】

【質疑応答で上級生だけでなく1年生も堂々と質問しました。1年生にとっては、小学校で児童会がなくなったため初めての総会なのかもしれません】

【全ての質問終了後、生徒会や委員会の活動方針に賛同する人は青のカードで承認します】

【講評の中で教頭先生からも東中生の素晴らしい発言や聴く態度について褒めていました】