こんなことがありました。

鉛筆 学問のすゝめ

 本日29日(火)1・2年生は午後に学年集会を実施し、明後日10月1日(木)に実施する1年生は那須への遠足、2年生は会津若松への遠足についての事前指導が行われます。

 3年生が富士山・山中湖での修学旅行を満喫したように、1・2年生もぜひ学年や学級の仲間との親睦を図りながら充実した遠足にしてほしいと思います。

 その楽しい遠足の事前指導の前に耳障りな話になるかもしれないですが、校長から「学習への取り組み」についての話をさせていただきます。

中学生にとって、修学旅行、遠足、球技大会や合唱コンクールなどの学校行事、また部活動への参加はとても意義深く充実した中学校生活を送る上でも多くのウエイトを占めています。

 しかし、登校して下校するまでの時間の多くは、やはり「授業」であり、生徒の皆さんが充実したスクールライフを送るためには、学習においても「充実感・達成感」を味わうことが大切です。 

 そこで、全校生に今以上に「学習へのモチベーション」を高めてもらうために、いくつかアドバイスをしたいと考えました。「勉強が好きでたまらない」「三度の食事より勉強が好き」という人は殆どいません。【私の教え子達で1~2人位はいましたが(笑)】

 必ずしも好きとは言えない学習も、「少しずつわかってきた」ということを快く感じない人はいません。今回はその一助となるかわかりませんが、「学力向上」を図る「5つの戦略」のプリントを生徒に配り説明します。ホームページに掲載したものは簡略版ですので、詳しいことは生徒に配布したプリントをご覧になっていただければと思います。

【配布した「成績UP(簡易版)(PDF)」】はこちら→→→「成績UP」簡易版.pdf

 

 最後にタイトルの「学問のすすめ」ですが、あの慶應義塾大学の創設者である福沢諭吉の著書です。その中に「知識見聞を開くためには、あるいは人の言を聞き、あるいはみずから工夫を運(めぐ)らし、あるいは書物を読まざるべからず」という一節があります。特にこの一節の中での「みずから工夫を運らし」は、ただ学習すれば学力が向上するのではなく、勉強への取り組み方や戦略などの工夫を凝らすことが大切であると説いています。

 3年生には各学級ごとに入試問題の傾向や対策の戦略も含めながら詳しく説明していく予定です。