こんなこと あんなこと

第2学期 終業式

 

・生徒代表 反省と抱負

・式辞

 この二学期は、みなさん一人ひとりが輝き湯本一中をみんなの手でよい方向に変えていこうと責任を持って、仲間と協力し、支え合いながら努力してきた姿が大変印象的でした。

 例えば、自分達の責任で学校生活をよりよく充実させるために工夫された「ミュージック・フェスティバル」がありました。まだコロナ禍の中、実行委員を中心に自分達の手で企画・運営を行い、成功させたことは、どんな場面においても自分の考えや想いを相手にわかりやすく説明したり、相手を説得する発言ができることにつながり、組織の中の役割や立場をよく理解した言動がとれることになるものです。
 みなさんの日頃の頑張りは保護者や地域の方々の心に訴えるものが多く、そんな成長してきたみなさんを私は誇りに思っています。
 さて、第二学期が過ぎ、いよいよ引き継ぎの時期になりました。受験に向けて、難関突破のために努力を続ける三年生のみなさんどうかこれまで築いてきた伝統を後輩に託せるようサポートしてください。そして、一、二年生のみなさんは、その想いや願いを三年生が卒業するまでの間にひとつの形になるようリーダーを中心に、みんなで協力し合い自分達にしかできない湯本一中を自分達の手で創り上げてほしいと願っています。
 最後に大きな成長を成し遂げた陰には必ずみんなを支えてくれるたくさんの協力者がいることも感じられる人になってください。
 そして、自分には価値があり尊敬されるべき人間であると思える自尊感情を持てる人になってくれることを期待し、式辞といたします。