こんなこと あんなこと

インターネット上での出会いの危険性について

・インターネット上には、面識のない人と知り合い、気軽に交流できるサービスがたくさんあります。
しかし、そのようなサービスで知り合った人と実際に会って、トラブルに巻き込まれてしまう事件もたびたび発生していることは、みなさんご存じのとおりです。

 中には、サービス上で出会った人を誘い出すことを目的としているような、悪意のある人もいます。こうした人の中には、いい人を装い(おじさんが若い女性を装うとか簡単)、やりとりを重ねて、相手との信頼関係を築いてから誘い出すような人もいます。そして、信用して会いに行くと、誘拐されたり性的被害を受けたりすることもあります(私も、家族のひとりが趣味の合う愛知県の人と突然会うとか言い出して、驚いてついていったことがあります。まあ、本当に趣味のあう、まともな方だったのでほっとしましたが。個人的にはありえない出会いだと思います)。

 さて、悪意のある人物がターゲットにすることが多いのが、ネガティブ・悲観的な投稿をしている人です。
SNSなどで「いやなことがある」「家出したい」「寂しい」「つらい」といった投稿をしている人を見つけるとメッセージを送り、やさしい人のふりをして相談に乗って、自分のことを信用させてから誘い出そうとします。

 インターネットには犯罪行為などを目的とした悪意のある人物もいること、インターネット上では自分のプロフィールを簡単に偽ることができることをしっかりと頭に入れて、インターネットを利用しましょう。

 また、何か事件となったときは、家庭環境が批判されることが多々あります。本当に信頼できるのは家族だけです。相談者にとっては大抵人ごとでしかありません。ちょっとでも困ったら、早めに家族に相談すべきです。