日誌

星がとてもきれいに見える季節になりました

  冬の空は空気が透き通り、かすみもなく、1年の中で最もきれいに星を観察することができます。この季節には夕方6時頃になると、絢爛豪華な冬の星座を南東の空に見ることができます。オリオン座、おおいぬ座、こいぬ座、ぎょしゃ座、おうし座など、どの星座にも1等星が輝いています。小学校で使った星座早見盤をもっている人は位置を調べ、冬の星座を観察してみましょう。少し目を離してみると、ぼんやりとした明るさが夜空に連なる「天の川」を見ることもできます。また、ときどき流れ星が光の細い線を描くようすが見られ、初めて見たときには感動します。(ただし観察できるのは一瞬です)
 星までの距離は1光年という単位を使います。光が1年間かかって進む距離が1光年でです。オリオン座右肩にある真っ赤な星はベテルギウスといい、約500光年の彼方にあります。とても遠くになる天体です。平均直径は太陽の700倍以上ある赤色超巨星であることがわかっています。