今日の中央台北小
6年生。ピアノのオーディションがありました。
会場へ向かう廊下で緊張を隠せない子。励ます子。
6年生はこれからたくさんのイベントや行事を控えています。その時の発表、伴奏に向けて。
どの子もしっかり練習をして臨んでくれました。
友達の演奏に涙をする豊かな感性を持っている子。
6年生、卒業に向けて、着々と。
4年生。県の伝統文化の学習が終盤に近付いています。
会津の漆器店とカフェを経営するオーナーの方とオンラインでつながりました。
これまで調べ学習を進めてきて分かったことや疑問などを伝えました。
会津漆器づくりの過程についてや後継者の育成の課題、よさを広める活動について、子供たちから次々と。
給食の食器にも使われていたことを調べた子の質問。「会津の小学生は会津漆器を広めるためにどんな協力をしていますか?」
家庭にもあった会津漆器を持って。「会津若松市も協力して、市全体で盛り上げようとしている理由は?」自分が学習したことの答え合わせをしようと質問する子。
「漆の色が無限にあること、私たちが知っている色は作ることができること」「漆にまけると蚊に10匹くらい刺された感じになること」
子供たちの話し方はまずは「調べたこと、わかったこと」を最初に相手に伝える話し方。そのことが相手への敬意を伝えることにつながります。
「技術後継者訓練校はいつ頃建てられたのですか?」いつごろから後継者問題に取り組んでいるのかを知りたい子。
「漆がなくならない理由」について質問する子もいて、そのための植樹をしていることも知りました。
「全員質問終わったかな?」と聞く先生に「先生がまだです!」と答える子供たち。先生も質問。
40分のオンラインの時間での学びをノート5ページにわたって記録する子。どんな言葉も聞き漏らさずにしようとしていました。
毎時間、その時間の学びをA3の1枚の紙にまとめます。単元の学習が全て終わった時に、全体の学びを自分で俯瞰することができる手立て。本校で進めている社会の研究の一つです。
全員の質問が終わって、残りの時間。みんなで集めた会津漆器を、オンラインでお見せしています。
単元の学習を通して、子供たちには確実に会津漆器への愛着が高まっています。
地域への誇りや愛情。地域社会の一員としての自覚。社会科の中で育っている4年生。
よりよい社会の形成者の一人として育っていく、その姿を見ることができた授業でした。
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