3ツ星 今日の中央台北小

3年生。社会。消防署施設の写真のパズルに取り組みます。

1分以内で、急げ!

写真は消防署見学で見たもの。記憶をたどりながら。

 

1分を体感させます。

「短い!」「早すぎる!」子供たちから引き出したかった言葉。

1分間の短さを体感して今日の学習の課題について考えます。「消防署の人が早く出動できるのはなぜだろう?」

 子供たちが予想を立てます。「靴とズボンを一緒に履いてる?」「いつ火事がおきても良いように準備をしている?」

 「スピーカーからアナウンスが聞こえる?」「服を着て寝ている?」

予想をどんどん考えることができる3年生。全員が自分なりの予想を書くことができました。

「自分なりの予想が書けること」は、「自分なりの課題をみつけたこと」になります。

自分なりの課題を見つけ、個人の学習、調べ学習へ。

使う資料を先生が提示。「資料集」「パンフレット」そして・・・

最近行ったばかりの消防署見学の時の自分で書いた「メモ」。

そして、「教科書」。子供たちは使う資料を自分で選択して、正しい情報を探し出します。

調べたことを友達と共有します。

「教科書に載っていたよ。」資料をもとに友達に説明します。

「素早く防火服を着る、って書いてあるよ。」「30秒だって。」時間のことに触れる子。授業の導入の1分間のパズルタイムが生きてきます。

教科書やノート、資料集やメモ。さまざまな資料をもとに話し合いが進みます。

先生も、子供たちの話し合いに耳をそばだて、そっと励ましや賞賛の言葉かけをします。

ペアやグループで発表した後は、自信をもってみんなの前で発表できます。「くつとズボンをセットしておく」「訓練やそなえをしている」

「帰った後、次の準備をしている」「夜でも交代で起きている」「すばやく防火服を着る」

「点検をしている」そんな発表に「点検の必要がある?」子供たちの疑問が声に出ます。

先生が子供たちに振ります。「どこかが壊れていたら出動できないからだめだから」と誰かが答えます。疑問に答えます。『教室は間違えるところ』は少しハードルが高いけど『学級は疑問を口にできるところ』ができる学級は、学びが深まります。

見学学習に行ったときに子供たちが撮ってきた写真も使って確認します。「実物や実体験」と「知識」をつなげる瞬間。

様々な媒体を使って学びを深めていきます。

学習した学びをノートに書いて。さらに「学びの足あと」を書いて。「学びの足あと」は本校で取り組んでいる学習で得たことから感じたことや疑問を書く活動です。この活動によって、学びを自分事として捉えることができるようになります。

「学びの足あと」をタブレットで写真を撮って記録します。

毎時間の「学びの足あと」を蓄積していくことで、学びから得る達成感や実績、実感、次の課題を見つけ出す意欲を引き出します。

今日の放課後は、職員の校内研修。今日の社会科の授業を受けて成果と課題を振り返ります。