こんなことがありました。

防災教育出前授業(3学年)

 本日5校時目に、3年生対象にいわき市災害対策課より講師の方をお招きして、防災教育出前授業を実施しました。これは7月11日(木)の授業参観の事前授業を兼ねており、生徒たちも次の授業につなげようと真剣に話を聞いていました。

〇今日は、①令和5年台風13号 ②気候の変化と地震の歴史 ③防災の必要性(共助)の3つをメインに講義が行われました。

〇小名浜地区には、①津波被害 ②土砂災害 ③河川洪水 の3つのリスクが存在していることが分かりました。

 特に、河川洪水のリスクでは、約3メートルも水が上がる可能性があると聞いて、生徒たちも驚いていました。

〇また、もう一つ興味深かったこととして、「災害時に人々がどのタイミングで避難するか」という質問で、レベル5後の21時~25時が一番多かったという事実がありました。「正常性バイアス」「同調性バイアス」のように、人は不測の事態に遭遇した時につい「大丈夫だ」「何かの間違いだ」などと自分を安心させてしまう習性があるそうです。それが、被害を拡大させてしまう大きな原因の1つです。ますは「避難する」ことを最優先に行動できるようにしたいものです。

〇最後に、代表生徒より、お礼のことばがありました。

 授業参観では、避難所開設をテーマに授業を行います。「災害とは誰にでも起こり得るものである」ことを念頭に置きながら、生徒たちには授業を受けてほしいと思います。保護者の皆様も奮ってご参加ください。