9月28日(月)に、いわき市青少年育成市民会議川前地区推進協議会及び桶売小中学校PTAの後援により、川前地区6校の小中学校の交流事業として、「和楽器体験活動並びに演奏鑑賞会」が本校体育館にて開催されました。
和楽器演奏の第一人者である、和楽器集団「鳳雛(ほうすう)」代表の兒玉文朋さん(和太鼓担当)、望月美喜輔さん(笛担当)、小川実加子さん(邦楽囃子)が東京より来校されました。
第一部では、児童・生徒の和太鼓体験及び鳳雛による演奏鑑賞が行われました。
子どもたちはずらりとならんだ10個の太鼓に向かい、兒玉さんのようなお腹に響く音を目指し、威勢よくばちを振り下ろしていました。
全員が太鼓を叩いた後、鳳雛の皆さんによる「獅子」と「前夜」の2曲を鑑賞しました。桶売のさわやかな秋風の中、笛や小鼓、大太鼓、お囃子の声が響き渡り、幻想的で素敵な体験となりました。
第二部では、桶売小中学校による「鬼ヶ城太鼓」のご指導をいただきました。
太鼓を叩くための足の位置や構え等、基礎的なことを含め、情景の表現意図や心を合わせた所作の細部に至るまで、丁寧かつわかりやすく教えていただきました。
子どもたちも真剣に教えに対して反応し、実践すると「これは別の曲ですか?」と先生から言われるほどの素晴らしい演奏となりました。
兒玉先生をはじめ、望月先生、小川先生にご指導いただいたことを胸に、まずは明夢祭の本番に向けて、桶売小中心をひとつに、「一打入魂」練習に取り組んでいきたいと思います。