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被爆体験伝承講話

川前地区の小中学生が桶売中学校に集まり、「被爆体験伝承講話」を実施しました。

講師として、被爆体験伝承者の濱田千恵さんにお越しいただき、被爆者から受け継いだ被爆体験や平和への思い、被爆の実相、被爆体験伝承者としての平和への思いを語っていただきました。

 

濱田さんが、被爆者である國重昌弘さん(89)から語り聞いた話は、まるでそこにいたかのように事細かでした。当時の被害のことだけでなく、原子爆弾が投下された一日の出来事やその時の当事者の心情、戦時中の中学生が国のために働いていた様子などは、実際に聞かないとわからない大きな驚きでした。

 

 

戦争・原爆の過去を知るために描かれた画がとても印象に残るものでした。当時の被害の様子について言葉だけでなく視覚的に感じることができました。

 

当時の原爆による被害をいわき市の中心部に当てはめたものです。被害の規模が感じられました。

 

 

質疑応答・お礼の言葉のようすです。質疑応答では生徒から質問が出るなどし、非常に実りのある時間となりました。

 

伝承者の濱田さんは、地元広島のことが大好きであること、そして当時の出来事をもっと知りたいというところから伝承者への道に進んだそうです。

私たちも地元地域を愛する気持ちを大切にしていきたいと思いました。