<未来創造>

ひろめるぼうさい

 

 防災教室 ~その2~

 

 青少年赤十字防災教育プログラムでの防災教育。

 「ハイゼックス炊飯」でご飯を炊いている間。

 子どもたちは別の学習をしました。

「自分だったらどうする?」

ある状況に置かれたときに、どんな行動をするか、考える活動です。

A する 、B しない 、C どちらとも言えない から1つを選び、班の中で話し合います。

この班は、意見が分かれたようです。

そう思う理由について、友達の意見を聞いたり質問したりして、もう一度自分はどうするか、考えます。

友達と意見を交換し合った後、最終的な自分の考えをワークシートに書きます。

この日は、全員の前で自分の意見を述べたいと自分から発表した人が大勢いました。

友達の意見を聞いて、別の考えになったと言った人もいました。

この活動の目的は、正解が1つと決められないことに遭遇したとき、自分はどうするのか。

周りの人の意見を聞きながら、自分なりの結論を持つことの大切さを体験することです。

その意味で、この日の目標は達成できたかな、と思っています。

さて、そんな活動をしている間にご飯が炊きあがりました^-^

早速試食です。

炊きたてなので、思った以上に熱々です。

子どもたちはそれぞれ、ふりかけや海苔、塩などを持参していました。

器にあけて食べることもできますが、

袋を裂いて、そのまま食べることもできます。さすが災害時用です。

おいしそうですね*^-^*

上手に炊けたんだね。

ハイゼックスで炊飯したご飯は、封を切らなければ72時間保存が可能だそうです。

最後に、規律集会常任委員長がお礼の言葉を述べました。

「自分たちが避難所に行くようなことがあったときには、今日の学習を生かしたいです。

また、津波など災害は、短い時間で考えて判断しなければならないので、素早く行動できるようにしたいです。」

防災それ自体について学ぶこともさることながら、考えながら意見を交換し合う子どもたちの姿に、また成長を感じることができました。