<未来創造>

「幸せだった」 なぜ?


 母の気持ちを考えました ~1年・国語~

 米倉斉加年作「大人になれなかった弟たちに・・・」の学習もまとめの段階です。
 この日の授業では、グループで話し合って解決した課題について発表がありました。

 この班はお母さんの気持ちについて発表しました。
 その中で、死んでしまった我が子のことをなぜ「幸せだった」と言ったのか、全体で話し合いました。

 「見守られて」とはどういうことか、子どもたちが自分の意見を述べていきます。

 先生が原作の絵本の絵を、考えるヒントにと見せてくださいました。
 食い入るように見ている姿が印象的でした。

 その後も意見が出され、「幸せだった」と語った母親の気持ちをみんなで読み深めることができました。
 次の班は、なぜ広島や長崎が「ヒロシマ」「ナガサキ」とカタカナ表記なのか、弟はヒロユキだけなのに、題名が「弟たち」になっているのはなぜなのか、という疑問について考えたことを発表しました。
 そのことについても、質問や意見があり、弟の名前がカタカナ表記である理由まで読み解くことができました。
 活発な話し合い活動で、読みを深めている1年生です。
 見ていてとても感心しました^-^