<未来創造>

スピーチ


 京都での体験を、友達にスピーチする ~3年・国語~

 「社会との関わりを伝えよう」という単元での学習です。
 スピーチの内容は、修学旅行でそれぞれ体験学習してきたものです。

 彼は和菓子作りを体験してきました。
 昨年、美術の授業に紙粘土を使ってとてもきれいな「和菓子」を作っていた彼ですが・・・。
 実際の和菓子は、思っていた以上に作り方が複雑で大変だと感じたそうです。
 「作るのは大変でしたが、食べるのは一瞬でした。」その通りですね^-^

 スピーチ冒頭で大ヒット映画『君の名は』に触れ、聞き手の興味を引き出していました。彼が体験したのは組紐です。
「時計回りにしたり、その逆にしたり、4本のひもを組むのも難しかったです。」
 映画で見て思っていたのに比べ、体験してみたことでその作業の難しさを実感したようです。

 彼女が体験してきたのは箸づくり。卵の殻や貝が使われ、模様を石で削り出したとか。
 「螺鈿(らでん)の模様は一つ一つ違うので、一つしかない自分だけの箸を作ることができました。」
 箸の作り方を知ることで、毎日使う物に対してあらためて考える機会になったようでした。

 友達に体験した内容や体験を伝えるために、黒板を使ったり、パフォーマンスを入れたり、話題になった映画を取り上げたり、いろいろ工夫する姿が見られました。
 聞き手も、友達がどんな体験をしてきたのか、興味を持ちながら耳を傾けることができたようです。伝える力の向上が感じられる3年生です。