<未来創造>

前方後円墳がある


 初めての「大野」 ~3年生「おおのがく」~ 

 今年度から始めた郷土学習「おおのがく」
 3年生は今回が最初で最後。
 ということで、本来3年間で学ぶ予定の内容をダイジェストで学習しました。

 全2時間のうちはじめの1時間で、八茎鉱山をはじめとする大野の産業、歴史や史跡まで盛りだくさんの内容を講師の馬上さんから教わりました。

 2時間目は実地踏査。大野一小に続く木立の中の道路を歩きました。
 暑い日でしたが、道路が木陰になっていたのでとても涼しかったです^-^

 まず案内していただいたのは・・・

 平将門の娘、滝夜叉姫のお墓です。

 お墓の隣には石碑もあり、馬上さんが詳しく説明してくださいました。

 次に向かったのは・・・

 玉山古墳跡です。
 全長100mを超す前方後円墳の跡があるところです。
 東北で二番目に大きい古墳という話に、生徒はびっくり!!

 古墳を反対側から見上げてみました。高さも結構あることが実感できました。

 その後、金光寺を訪ね、住職さんから金光寺の由来や大野の歴史を教えていただきました。

 何度か焼失しているというお話に、「再建させたのはすごい」と感じた生徒も。

 この後生徒たちは、恵日寺を訪問して帰校しました。
 帰校後の感想には、「大野には何もないと思っていましたが、たくさんの歴史があることがわかりました」「自分たちの身近に、こんなにもすごい物があったのかと思いました」「大野に生まれ育ったことを誇りに思うことができました」などの言葉がありました。今回学んだことをおうちの人にも教えたい、という生徒も。
 
  馬上さんをはじめ、金光寺の藍原住職さんにもお世話になるなど、地域の方が快く協力してくださり、生徒は自分たちのふるさとと向き合う機会を得ることができました。
 3年生は今回限りの学習ですが、自分たちの住む大野の価値に気づいた生徒も多く、これをきっかけにもっともっと大野に関心をもってくれるといいなと思っています。