マネージャーをやって!
「燭台」としての生き方 ~2年・道徳~
2年生の道徳は、授業研究会。
先生方みんなに囲まれ、緊張したかも。
子どもたちはまず、前回の東京オリンピックでの女子バレーボールの決勝戦を見ました。
「東洋の魔女」と呼ばれた伝説のチーム、オリンピックで金メダルでした。
教材は「明かりの下の燭台」。
金メダルをとったチームをマネージャーとして支えた鈴木さんのお話です。
鈴木さんと同じように、選手として頑張ってきた競技で、
監督から「マネージャーをやってほしい!」と言われたら、あなたはどうする?
子どもたちは、「断る」「引き受ける」のどちらかに意思表示。
その理由をワークシートに書き込みます。
せっかく努力して頑張ってきたのに。
自分が言われたら、マネージャーは断る。
理由はそれぞれでも、クラス全員が同じ意見でした。
その後、ロールプレイをすることに。監督役は先生です。
「マネージャーをやってくれないか。」
「どうして僕なんですか?」
「選手になるために頑張ってきたのに、なれずにその競技を見続けるのは辛いです。」
まずはワークシートに書き込んだことを基に答えます。
周りも断る気持ちがわかるので、最初はにこにこして見ていました。
しかし、ロールプレイが進むうちに、会話はアドリブになり・・・
実際に頑張っていることなどを言われながら説得をされているうちに、迷いが・・・
見ている側の表情もいつしか真剣なものに。
2回目の意思表示で、変化が出てきました。
右側にいくほど、「断る」気持ちが強いことを表すのですが・・・
「引き受ける」に変えた生徒も。
どうして気持ちが変わったのかを発表し合った後、鈴木さんの生き方について考えました。
チームの勝利を喜びとして、愚痴一つ言わずに選手を支えた鈴木さん。
明かりを支える「燭台」としての生き方を、生徒はどう思ったでしょう。
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