<未来創造>

新年度スタートです。


 全員そろって、スタートです絵文字:良くできました OK 
            ~平成29年度第1学期始業式~

 本日より、平成29年度がスタートしました。新2年生14名、新3年生20名が全員そろって今日を迎えました。始業式の式辞で次のような話をしました。
 
 「進級おめでとう。今年1年を通して望むことは「大野中生としての矜恃をもつ」ということです。これは、自分自身の中に、大野中生として信じられるもの、誇れるものをもって行動してほしいということです。
 信じられるもの、誇れるものとは、決して他人に評価されるものばかりではありません。たとえば、福島県ナンバー1のあいさつを目指すと言ってみても、1番かどうかなど誰にも決められません。しかし自分たちのあいさつは福島県ナンバー1だという気持ちで、毎日心をこめて行うことこそが「大野中生としての矜恃」だと思います。福島県ナンバー1のあいさつを目指し、生徒一人ひとりが毎日実践し続ける、そのこと自体が大野中生の偉大な行動だと信じています。
 自分で決めたことを信じて行動し続ける、大野中生として大切だと思うことを信じて継続する、そんな大野中生になってほしいと思います。」

 式の後、新2年生、3年生がそれぞれ今年の目標を発表しました。

2年生です。

「私の新学期の目標は、学習と部活動の両立をすることです。学習面では、私は定期テストなどが近づいてくるとあわてて勉強していました。しかし、これからは余裕を持って学習し、テストに臨みたいと思っています。そのためには、毎日の授業で学んだことをその日のうちに家で復習することが大切だと思います。今までは私は帰ったら、まず自分の好きなことをして、ゆっくりしてから宿題などをしていました。これからは、帰ったらすぐに家庭学習をする習慣をつけたいと思います。
 部活動では、練習に力を入れ、自分の弱点を克服するために考えながら練習に取り組みます。一年生の時よりもさらにレベルアップできるように頑張りたいです。また、毎日欠かさず素振りを行い、ただ振るだけでなくラケットの面のつくりやフォームを意識して行いたいと思います。そして、雨でコートが使えない時は家の中で筋トレなどをして少しでも自分のためになるように頑張ります。大会では、一年生の時よりも一勝でも多く勝てるようになりたいです。
 この二つの目標を実現するために日々目標を意識して学校生活を送っていきたいと思います。そして、今日から私は先輩という立場になり、後輩ができます。少し不安もありますが、一年間、私が先輩方に教わった大野中のあいさつや先生、先輩方に対する態度と言葉使いなどを新1年生に優しく教えてあげたいと思います。後輩に信頼してもらえるような先輩になれるよう頑張ります。」

3年生です。

「三年生になっての私の目標は、大きく分けて二つあります。
 一つ目は最高学年として下級生をリードできるようになることです。二年間私たちが上級生にしてもらっていた委員会の運営や行事の運営を自ら進んで行うようにしたいです。そのためにも、自覚をしっかりと持ち、一挙一動に目を配るようにしようと思います。
 二つ目は受験を意識した行動をこころがけることです。勉学に励むことはもちろん、体調や生活リズムもしっかりと整え、高い意識を持とうと思います。また、受験をゴールと思わずに、その先の未来を見据えた行動をとり、将来に役立てていきたいです。以上二つの目標を達成できるように努力していきたいです。
 学年としては、一人一人が最高学年であるという自覚を持ち、各々の目標に向かって努力できるようなクラスにしていければ、と思います。一日一日が中学校生活で迎える最後の日です。ふり返ったときに満足でき、最後は笑顔で締めくくることができるような一年をクラス全員で築いていこうと思います。」


 二人とも、しっかりとした目標を持ち、それぞれ進級した自覚が感じられました。
1年後のなりたい自分の姿をイメージして、その姿に向かって毎日頑張ってほしいと願っています。