<未来創造>

万が一、でも。

 

不審者対応の避難訓練も行いました ~防犯教室~

 

昨年度秋に、不審者対応避難訓練を行いました。

行ってみて、課題がいろいろと見つかりました。

そこで今年度は春の防犯教室と一緒に行うことにしました。

防犯教室前半は、不審者対応避難訓練です。

スクールサポーターの方が、不審者役をやってくださいました。

講評として、校内に侵入した不審者を見つけた時や避難するときに気をつけることを教えてくださいました。

四倉交番所長と巡査のお二人は、訓練の様子を1階と2階に分かれて見てくださいました。

話もせず、速やかに避難できていたことを褒めてくださいました。

不審者と遭遇しないように、一時避難場所から体育館へと二段階で避難しました。

後半は、登下校中を想定した防犯訓練です。

いきなり見知らぬ人に腕をつかまれたとき、どうふりほどいて逃げるか。

2・3年生にとっては復習でしたが、1年生は初めて。

相手は大人の人とあって、そう簡単にはふりほどけません。

そんなときには、相手の足のすねを蹴っても効果があるそうです。

2・3年生も、二人一組で実際にやってみました。

簡単にふりほどけた人、全くふりほどけなかった人。さまざまでした。

さて、登下校と言えば重い荷物を持った状態がほとんど。

実際の登下校時の荷物をもって、訓練です。

背負いカバンにサブバック、部活の道具を肩にかけたり斜めにかけたり・・・

野球部の大きな荷物を持ちながら、後ろからつかまれたらどうしましょう。

そんなときの対処の仕方も教えていただきました。

荷物を持っているときには、その荷物を振り回すことも効果的だとか。

自転車通学の人は自分と相手の間に自転車を置くこと、など実際の注意点を教わりました。

最後に規律・集会常任副委員長がお礼を述べました。

 

不審者との遭遇はあったら困りますし、実際にはめったにないことと思いがちです。

でも実際に起きている現実がある限り、自分の身に降りかかる可能性は0ではありません。

災害や事故に万が一遭遇してしまった場合でも、子どもたちには自分の命を守り抜いてほしい。

そのための知恵や知識を、訓練や教室での体験をとおして少しでも身に付けさせたいと思っています。