<未来創造>

一年の計は・・・


 2学期を締めくくりました!! 

 22日(金)に終業式を行い、無事に2学期を終えることができました。
 82日間の学校生活の中で、授業や部活動、各種行事や係活動などを通し、子どもたちは大きく成長したと感じています。
 これも保護者の皆さまや地域の皆さまのご理解とご協力のおかげです。
 ありがとうございました。
 
 さて、終業式後恒例の生徒発表では各学年の代表が、それぞれの思いを話しました。
【1年生】

 1年生は、まず反省点として「先輩への態度」「休み時間の過ごし方」の二点を挙げ、これからはきちんと考えて行動したいと述べました。
 一方で良かった点については、
「一年生の良かった点は、生徒会行事に一生懸命取り組んだことです。御城祭では、担任の先生や学年主任の先生のご指導のもと、合唱や劇に精一杯取り組みました。また、生徒会タイムも優勝を目指し練習しました。そういった中で一年生の絆を深めることができたのはとても良かったです。これからもクラスの絆を大切に、みんなが楽しいと思えるクラスにしていきたいです。」
と述べ、3学期は1年間のまとめをしっかりとして、2年生に向けて準備をしたいと締めくくりました。
【2年生】

 2年生は今学期、「授業にしっかり集中できていなかった」という反省点を挙げました。授業に集中しようという生活目標を挙げて取り組んだそうですが、授業内容も難しくなっているので、3学期は昼休み等を活用して宿題を済ませるなど工夫し、睡眠時間を確保し授業に臨みたいと述べました。
 冬休みの過ごし方について、
「冬休み中に『宿題進んでる?』と聞くと必ず誰かは『全然終わってないで、留まってる』と答える人がいます。僕も時々あるのですが、どうしても休み中はテレビやゲームといった誘惑に負けてしまい、勉強がはかどりません。しかも冬休みは年末や年始におもしろい番組がたくさんあるので、勉強が留まるのは目に見えています。だから誘惑に負けず、何もない時に勉強をして計画的に進めたいです。担任の先生に2時から5時の間はいいテレビもないから勉強に集中できると教えてもらいました。勉強は集中できる時にしっかりやって、後々新年などの忙しい時に苦労しないようにしたいと思います。」
と、時間を上手に活用して宿題を進める計画であると述べました。
【3年生】

 3年生は、良かったところを2つ挙げました。
「一つ目は御城祭です。三年生になって最後の御城祭だったので、クラスで一致団結し、劇やダンスを満足して終わらせることができました。その中で、僕が成長したと思うところがあります。それは、本番に強くなったというところです。僕は、もともとセリフが少なかったのですが、突然セリフが多くなり焦ってしまいました。でも練習を繰り返すうちに、不安が自信になり、本番で力強い演技ができたと思います。このことから、練習を繰り返したので本番に強くなったと実感しました。
 二つ目は、生徒会タイムです。これも、三年生最後の行事でした。今回こそは勝つぞというクラスの士気が高まったので、勝利につながったのだと思いました。勝利の理由は、クラスみんながお互いを助け合い、楽しみながら競技をしていたからだと思いました。
 この二つのことは、三年生みんなが努力をして作った最高の思い出だと思います。」

 
1年生は、学校生活に一生懸命取り組んだ結果、一人前の中学生にぐっと近づいたと思います。
 2年生は、様々な活動の中で3年生を支えながら、リーダーとして1年生を引っ張っていく、その役割をしっかりと果たし大きく成長したと思います。
 そして3年生はさまざまな場面で、最高学年にふさわしい姿を後輩たちに示しました。思いと行動がクラス全体でしっかり結びつき、成果として発揮できたと思っています。

 冬休みの過ごし方については、事故なく有意義に過ごすよう担当の先生からも全体に指導をしました。
 また休み中に新年を迎えることを受け、目標をもつことの大切さについて「一年の計は元旦にあり」という言葉とともに話をしました。
 3学期の、大野中生のますますの成長に期待したいと思います。