<未来創造>

心をひとつに

 

 席がえは何のため? ~1年・道徳~

 

「席がえ 」という教材で、集団生活に大切なものは何か考えました。

くじ引きの後は交換しないルールで席がえをするものの、いざ席がえをすると勝手に席を交換してしまう。

どうしてみんな自分たちで決めたルールを守らないのだろう。

そんな悩みを抱えたあるクラスのお話です。

まず「席がえ」について考えた、自分たちの事前アンケートの結果を見ました。 

「席がえ」はなぜするの?

「替わって。」と言われたらどうする?

みんなはどう答えたのか、興味深そうです。

教材の登場人物を3パターンに分け、それぞれの立場になって考えてみることに。

1 ルールに従って席がえすべき、という主人公「私」

 2 勝手に席を替えて、仲の良い友達と近くの席になった人。

3 気が乗らないまま仕方なく席を替わってしまった人。

それぞれの立場になって、そのときの気持ちを考えます。 

同じ班の友達はどう考えたかな。 

班の中で意見を出し合いながら、班の意見としてまとめます。 

まとまったことを、発表します。 

どの立場の人の気持ちも、想像できたようです。

さて、このクラスの問題を解決するにはどうすればいいでしょう。

それぞれの立場の人に、どうすればいいかアドバイスすることに。

なんて言ってあげたらいいかな? 

班で考えたアドバイスを書き出し、黒板に貼って発表です。 

ルールを守るように、しっかりとみんなに伝えることが大切、という意見が多かったですね。 

中には、ルールを守らなかったら、宿題倍!という意見も^-^; 

最後に、みんなでフラフープを人差し指の甲の部分にのせそうっと下ろしてみることに・・・ 

あれれ・・? どんどん高くなってしまいました*0* 

最後は無事に床まで下ろすことができました。

 

これは、みんなの心が一つにならないとできないことなのだそうです。

このフラフープの活動のように、学級のみんなで心をひとつにすることが集団生活する上ではとても大切なのですね。

そのためには、みんなで決めたルールをみんなで守ることも必要なのだと、子どもたちは感じたようです。