今日の学びから(11月5日)
2年理科では、「飽和水蒸気量と温度」について学習しました。前時に行った実験を踏まえて、「露点」などの知識の理解を促すために、担当の先生が黒板に模造紙を貼って、分かりやすい説明をしていました。ただし、授業だけで十分に理解できない場合は、自分で復習することが必要なのは言うまでもありません。子どもたちが主体的な学習態度を身に付けられるよう、ご協力をお願いいたします。
3年技術では、ソーラーパネルの製作をしました。外部講師として、小川みらい協議会会長の島村守彦先生をお招きしました。この授業は、「いわき市環境企画課が実施する『環境まちづくり担い手育成事業』の一環として、いわきの子どもたちに環境、省エネ、国際感覚を養うこと」を目的に、技術の時間に行いました。島村先生からは、「2011年の震災では、170もの国や地域からの援助を受けた。2015年には、ネパールで大地震が起き、未だに不自由な生活を強いられている人が大勢いる。電気も十分に通っていない所もあり、夜間は真っ暗な中で暮らしており、ソーラーパネルを贈ることにより、生活改善に向けた支援をしていきたい。」といったお話をいただきました。その後、ソーラーパネルの製作に早速取りかかりました。完成したソーラーパネルは、ネパール語によるメッセージを添えて、年末には島村さんが現地に届ける予定です。
1枚のセルで0.5Vの発電が可能。17枚のセルを直列に半田付けし、8.5Vの発電が可能となる。
発電した電気は、蓄電池に充電し、夜間の照明として利用する予定。
半田付けしたソーラーパネルを太陽光に当て、テスターで通電テストを実施。どのパネルも正常に発電できていることを確認した。4人の班で、ソーラーパネルを1枚製作。計3枚製作。今回作成したソーラーパネルは、今後、約20年間使用が可能。
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