草野中学校の様子

地震・津波想定の避難訓練を行いました。

 「巨大地震が発生した後,校舎倒壊の危険があるため校庭に避難」さらに「大津波警報が発表されたため花園神社へ二次避難」

 本日,4月15日(木)14:35~ このような地震・津波想定の避難訓練を実施しました。地震発生時は,「落ちてこない。倒れてこない。動いてこない。」場所に身をひそめること。津波から身を守るためには,津波浸水域からより遠くより高い場所に逃げること。この2点を指導の重点としました。

 また,地震発生時に負傷者が出たことも想定し,二次避難場所である花園神社へ向かう際には,防災備蓄倉庫内にあるリアカーに負傷者を乗せて避難し,急な坂道は数人で担架に乗せ替えて運びました。

 二次避難場所である花園神社境内は校舎の屋上と同じ目の高さになります。津波も押し寄せてこない高さがあります。しかし,逃げ遅れた場合は,建物内を高いところに垂直避難するしかありません。いかなる場合も迅速かつ的確な判断ができるように日頃から心構えをしておく必要がありますね。

 

  自然には二面性があります。豊かな恵みを与えてくれる半面,災害ももたらします。私たちは,自然環境と共存しながら,いざという時に,自ら判断し,自他の生命を守る行動ができる資質や能力を身に付ける必要があることを説きました。