電子黒板を用いて数学的な見方や考え方を追究した授業
12月1日(火)2校時に1年数学「平面図形」の単元で,研究授業を開催しました。前時までに学習した基本的な作図の仕方を電子黒板で振り返ったのち,次のような課題が出されました。『75°の角を作図する方法を考え,説明しよう。』
まずは,個人で作図する方法を考えていきます。すぐに,ひらめいて作図し始まる生徒もいます。なかなか思いつかず,思考と作業が停滞する生徒もいます。そんな生徒には,ひらめきのポイントを先生がさり気なく助言していきます。
作図の仕方は1つではありません。何通りか作図できた生徒もいます。そして大事なのが,その根拠を説明できること。
今度は,グループごとに個人で考えた作図の仕方を説明していきます。様々な考え方や作図の仕方を学級全体でも共有していきます。
ICTを活用して視覚的にわかりやすく授業を進め,数学的な見方や考え方を追究した授業でした。生徒たちは,数学的なひらめきに加え,根拠を示しながら説明することの大切さと難しさを実感していたようです。