草野中学校の様子

生徒会役員選挙を実施しました

 9月9日(金)、生徒会後期の役員を選出する立ち会い演説会並びに投票を行いました。立ち会い演説会は、感染拡大防止のためリモートで行いました。選挙管理委員の周到な準備と進行、臨機応変な対応によって、緊張感のあるしっかりした時間になりました。演説は、どの候補者も、よりよい生徒会活動をめざし、現状を踏まえて意欲的な考えや決意を述べており、立派でした。投票も整然と行うことができました。

【パソコン室から候補者が演説を述べています】

【各教室で演説を聴きました】

【各学年の選挙管理委員が投票を進行をします】

【感染対策の消毒とセットで投票用紙を渡しています】

【記載台は市から譲り受けたものです】

【投票箱もかつて実際に使用されていた立派なものです】

【1年生も初めての投票 一票一票に願いを託します】

 さて、別の視点から、特に感心したのは、リモート接続の際、学級によってうまくつながらず、会を始められないでいたとき。「〇年〇組を見てきます」と学級の選挙管理委員が即座にかつ自主的に学級の様子を見に行ったことです。それも状況に応じて何人もがです。おかげで準備がすっかり整い、始めることができたのです。先生にばかり頼りきっていない、と言うことです。
 このように、生徒1人1人が自分の役割を自覚し、行動に起こすことができる力は大切です。本校で重視しているキャリア教育でいう「課題対応能力(課題を見つける、どうすればよいか考える)」を基礎に、「社会形成能力(自分の役割を果たす、公共性)」であり、「自己管理能力(自ら動く力)」です。こうした資質・能力が発揮されていることはとてもうれしいことです。こうした力がさらに向上していくよう、今後も日常的に指導を積み重ねて参ります。