なぜ,高所作業車が?
4月中旬頃,地上15mの高さにある校庭の夜間照明にカラスが巣を作っているのを発見してから約2ヶ月半が経過した6月29日(月)の午前中。
高所作業車のクレーンに乗った業者の方が,無事に巣を撤去してくださいました。
休み時間に,その様子を見ていた生徒たちからは,「かわいそう」との声もありましたが……。
安心してください。巣の中には,卵も雛も親カラスもいませんでした。
いわき市教育委員会の担当の方と雛が巣立つ時期を見計らいながら撤去のタイミングを調整していたんです。ですから,撤去が6月末になってしまったんですね~。
「雛がいない巣なら,そのままにしておいても良いのでは?」と思う方もいるでしょう。気になって業者の方に伺ってみました。すると……。1つ巣があると,「ここは巣を作っていいんだな。」と,カラスが思い込んで,次々と新しい巣を作ってしまうので,撤去する必要があるということでした。巣が次々できたら照明の光も遮られてしまうかもしれません。
しかし,この高さでは,人がよじ登っていって撤去することはできませんね。業者の方,ありがとうございました。