たどり着いた答え
本校では、生徒の声をきっかけにして、校則(髪型)の見直しを行ってきました。
夏ごろから始まり、試行期間を経て、決定したのは、11月です。
各クラスのリーダー、風紀委員会、生徒会のメンバーが集まって何回も話し合いました。
価値観は、人の数だけ存在します。
何をもって基準とするのか。
話し合っても、話し合っても答えが出ません。
でも、そんな中、1人の生徒のつぶやきによって、方向性が見出されました。
「草中生として、誇りをもっていたい」
今の自分はもちろんのこと、
これまで草中の伝統を築き、守ってくれた先輩にとっても。
これから、草中の伝統を引き継いてくれる後輩にとっても。
誇りがもてる、草中であること。
自分の好みや、独りよがりな考えではなく、
草中生としてあるべき髪型とは。
生徒の手でたどり着いた答えが、
新しいルールとなりました。
答えのない問いと向き合い続けた生徒たちは、
本校の誇りです。