草野中学校の様子

交通教室が開かれました

 4月11日(月)6校時、交通教室を実施しました。生徒が安全に登下校し、日常生活でも交通ルールを守って、生命を守る行動がとれるようにすることを目的として進めました。

 今回は、いわき中央警察署草野駐在所から2名の警察官においでいただきました。はじめに講話をいただき、後半はDVD視聴をしました。講話では、生徒一人一人が交通ルールを守り、自分の身を守ってほしいこと、加害者にも被害者にもならないでほしいことが話されました。交通事故で我が子をなくした母親の手記も朗読していただきました。愛しいわが子をなくした親や残された兄弟たちの切ない胸の内が明かされ、生徒の心に迫るものがあったようです。

 DVD視聴では、自転車利用のマナーと交通ルールについて、説明がありました。近年、道路交通法が改正されており、自転車利用の決まりごとは複雑です。生徒たちが見終わった後、「難しかったですか」との問いかけに、多くの生徒が難しかった旨、正直に挙手をして意思表示をしていました。

   【お礼の言葉を述べる代表生徒 進行は生徒会の環境・安全委員会が担当しました】

 福島県でも、この4月から、 自転車利用者(未成年者の保護者を含む)等に自転車損害賠償責任保険等への加入を義務化する条例が施行されました。講話にあったように、交通事故は加害者にとっても被害者にとっても様々な影響を及ぼしてしまいます。

 学校では、本日まで朝の登校指導を行い、安全な登下校に向けて交通状況を把握し、指導しました。これからも安全指導をして参りますので、ご家庭、地域でも交通安全の心がけをよろしくお願いいたします。