豊間中日記

小中合同避難訓練(地震・津波想定)4.27

①豊間小学校との合同避難訓練 まず地震発生を想定して指示に従って豊間中校庭に1次避難。避難開始から人数報告まで豊間中は3分ほど、移動してきた豊間小でも3分半ばで完了。無言で整然とした避難でした。その後大津波警報発令を想定して豊間中校舎屋上へ2次避難開始。中学生が小学1年生の手を引いて非常階段から屋上へ移動します(もちろん事前に手指は消毒済み)。1年生にとって本当は屋上へ行くのはドキドキだったみたいです。小学生を安心させながら優しい気遣いで行動しました。大きな被害を受けた豊間小・中ならではの大切な訓練でした。

②中学生へ伝えたこと 高齢者や幼い弟や妹と生活している生徒たちがたくさんいます。もし、本当に災害が起こったら・・・。中学生は自らを守るのはもちろんのこと、災害時には高齢者や幼小者の避難を援助することになります(危険なことや無理はだめですよ)家族間では、避難経路や避難場所、緊急連絡の取り方などについて決めておくことが必要です。その避難行動の際に、中学生も自分と周囲の人々の命を守る判断をしなければなりません。まずそのことを自覚しておくことがとても大切だと思います。なぜ小学生と同じ通学路にしているか、その意味がわかっていれば、中学生が登校の時の避難行動の核になりますね。豊間中は避難場所に指定されています。実際に避難するようなことになった場合、豊間中職員や行政の担当者が駆けつける前に、避難所設営の動きはすでに始まっていると思います。もしかしたら道路が寸断されて職員がなかなかたどり着けない場合もあるかもしれません。その時、体育館や校舎のどこに何があるか、避難者の中で一番知っているのは生徒たちです。生徒たちが率先して動くことが大切になります。そのことも想定しておく必要があると思います。☆「知識は命を守る」です。