出来事

読書するきっかけを与える

 本校では、学校司書が週2回勤務し、学校図書館の環境整備を行っています。古い図書の廃棄の手続きを進めたり、図書館だよりを作成し子どもたちへの啓発を行ったり、掲示物を作成したりなど、さまざまな取組を行っています。

 

 こちらは、生徒会図書委員会の生徒たちが作成した図書だよりです。図書室の廊下に掲示しています。

 まずは、3年生による図書だよりです。

 次に、2年生によるものです。

 そして、1年生の作品。

 齋藤孝氏は、「読書力」(岩波新書)の中で、こう述べています。

「私は自分の思考力の重要な部分を読書体験に負っていることをはっきりと感じている。したがって、読書するきっかけを与えてくれた親や教師、周りの環境に感謝している。」

「読書は思考活動における素地をつくるものだ。もちろん読書をしなくても考えることはできないわけではない。しかし、それは四股を踏まない者がとる相撲のように、レベルの低いままに止まる。本格的な思考力は、すべての活動の基礎だ。経済活動にせよ、詰まるところは思考力である。」

 生徒たちには、今後の長い人生を、たくましく豊かに生き抜くために、読書する習慣を身につけてほしいと考えています。