出来事

「部活」をテーマとした図書の展示

 週2回勤務する学校司書が、生徒の学校生活に合わせて、図書の展示を工夫しています。

 現在は、「部活」をテーマとした図書を集め、展示しています。中体連や各種大会、コンクールを前に、改めて部活動の意義について考えさせえてくれる本たちが集結しています。

 その中に、「大谷翔平 86のメッセージ」という本がありました。手に取りページをめくってみると、思春期の生徒たちに読ませたい内容がぎっしりと詰まっていました。

 例えば・・・

 「旅の行き先」を決めた瞬間、君のサクセスストーリーは動き出す。

 目標があれば、頑張れると思います。こういうふうな選手になりたいでもいいと思いますし、甲子園出たいでもいいですし、レギュラーになりたいでもいいと思います。そのような気持ちを持ってやればうまくなれると思います。

 

 この本を読み進めると、大谷翔平選手の「すごさの秘密」は、誰にでもできる日常の心がけにあることが理解できると思います。大谷翔平選手の86のメッセージを一つ一つ読み解き、考えることのできる生徒は、強いメンタルを身に着け、今よりも一段階も二段階も高いレベルへと成長するはず。

 一つのテーマを深く掘り下げて考え抜く力は、ネットやSNSでは得られないものではないかと思います。読書する人にしかたどり着けない場所があります。中学生期までに、生き抜く力の源「読書週間」を身に着けさせたいものです。