出来事

「走れメロス」を読み深める(2年 国語)

 2学年の国語科では、現在、文学的文章「走れメロス」を教材とした学習を行っています。

 「走れメロス」は、処刑されるのを承知の上で友情を守ったメロスが、人の心を信じられない王に信頼することの尊さを悟らせる物語であり、長く中学2年の国語の教科書に採用されてきた作品です。人物の心情が刻一刻と移り変わり、道徳的な判断の揺れ動きが読者を引きつけます。

 一通り場面ごとに読みの学習を行った後、生徒たちが感じたこと・考えたことを、それぞれの視点で整理し新聞形式でまとめる学習活動を行いました。

 2年1組の教室を訪れた際、皆が真剣に取り組み、それぞれに感じたこと・考えたことを上手に整理し、読み手にわかりやすくまとめていることに、感心させられました。

 完成した新聞は、この後、生徒相互に読み合い、評価し合い、最終的に「新聞大賞」が選ばれることになっています。