こんなことがありました

脱穀や精米をしました!

本日は晴天の下、先日子ども達が刈った稲を脱穀、籾すり、精米しました。

現在はコンバインや精米機などの機械を使用してこれらの工程を行いますが、

社会科の学習や体験学習も兼ねて昔の道具を使用して実施しました。

はじめに2名の「お米博士」に説明をしていただきました。

今回も、タブレットを使用して脱穀や精米について詳しく調べてくれました!

具体的な使い方については、農業のプロである用務員さん中心に教えていただきました。

牛乳パックを使って脱穀をしているところです。

数本ずつ取り、ぎゅっと押さえて引き抜くと脱穀することができます。

意外ときれいに取るのが難しいようです。

こちらは「千歯こき」。3年生の教科書にも載っている、脱穀のための器具です。

押さえていないと引く力に負けて動いてしまうため、先生達がぐっと押さえています。

これは「足踏脱穀機」。名前の通り、足で踏みながら機械を回すことで脱穀をします。

勢いよく回るため、巻き込まれないよう注意して…!

これは「唐箕」と呼ばれる器具です。

風を起こしてお米の周りの藁やゴミなどを吹き飛ばします。

手前に出てくるお米が、粒のしっかりしたおいしいお米です。

ゴミを取ったお米は籾すりをします。

今回はすり鉢とすりこぎ棒やボールを使って行いました。

力を入れないと籾が取れず、力を入れすぎると割れてしまうので 

加減が難しかったようです。丁寧に作業をする様子が見られました。

 

 最後は精米です!瓶に入った玄米を木の棒でひたすらトントントン…

根気がいる作業ですが、おいしいお米にするために大切な作業だそうです。

最後に、昔の道具と一緒に記念撮影をしました。

 子ども達からは、「楽しかった!」という声と共に、

「大変だった」「白米ってすごい」という声も出ていました。

自分たちが普段食べているお米の作り方を知り、

よりおいしいお米に感謝する気持ちも芽生えました。