学校便り「あすかい」

右手・右足がなくても…

今日は6年生が道徳の研究授業を行いました。地雷除去作業中に誤って地雷を踏んでしまい、右手と右足を失った義足のランナー、クリス・ムーンさんのお話です。

クリス・ムーンさんが義手・義足でマラソンを続ける理由は4つあります。一つ:地雷の恐ろしさ、地雷被害国の人たちの苦しみをたくさんの人たちに知ってほしい。二つ:自分が本気にさえなれば、自分や周囲が決めた限界を超えて何でもできるのだということを知ってほしい。三つ:人生は決して公平ではないということを知ってもらいたい。四つ:自分の限界への挑戦を通して、より深い喜びと生きる勇気を得るため。

子どもたちはクリス・ムーンさんの生き様から、困難を乗り越える人間の強さや気高さを感じ取り「自分がどうあるべきか」について意見を交流しながら考えを深めていました。