こんなことがありました

世界一堅いものを、世界一柔らかく

 本日は、5年生が総合的な学習の時間で学習している「鰹節」について、講師の先生をお招きしての素敵な授業が行われました。講師をお務めくださったのは、江名の町で鰹節の販売を行っていらっしゃる山一中田商店様です。

 まず始めに、鰹節削り器の使い方を教えていただきました。講師の先生曰く「世界一堅い鰹節を丁寧に削ることによって、世界一柔らかい削り節になる」のだそうです。その後、先生が手本を見せてくださいました。「シュッ、シュッ、シュッ」と心地よい音とともに、鰹節がきれいに削られていきます。

 さあ、さっそくみんなも削ってみましょうキラキラ実際に削ってみると、思っていたよりも難しいことに気づいた5年生。互いに協力し合い、試行錯誤しながら削っていきます。

 諦めないでやり続けると、コツがわかってきたみたいです。どんどん上手になり、大量の世界一柔らかい削り節ができあがりました。さっそくだしを取ってみましょう。

 そして、だしを味わいます。「いい香り!」「美味しい!」と口々に話す5年生。だしの素晴らしさに気づいたみたいです花丸

 それでは、このだしでお味噌汁を作りましょう。

 だしを取った後の削り節は、調理をしてふりかけに変身です。食べ物を大事にする姿勢、大切ですね。

 それでは、いただきま~す!!

 担任の先生が準備してくれた「だしの入っていない味噌汁」と飲み比べをしてみました。その違いは、5年生もびっくりするほどです。だしの大切さが改めてわかりました。

 今回ご協力くださいました講師の先生方、本当にありがとうございました。そして、5年生の皆さん、貴重な学習となりましたね。日本の文化である「だし」を、これからも大切にしていきましょうね3ツ星