こんなことがありました

会議・研修 災害からわたしたちを守る政治~社会科の研究授業

今日は社会科の授業研究会がありました。

先生方が、お互いの授業を見合って、よりよい指導を目指します。

今日は、いわき市の「夏井川・新川・好間川水害連絡会」の活動について学びました。

水害連絡会は、昨年のいわき市をおそった水害被害後に発足しました。

代表の佐々島さんは、どんな願いを持って会を立ち上げたのでしょうか?

子どもたちは、住民の立場になって、いろいろと発足の理由を考えていました。

そこで、新聞や請願の資料の一部をもとに、内容を読み取ります。

見ている先生達も、子どもたちがどう読み取るのか、興味が高まりました。

子どもたちは、河川改修の計画と実際の進み具合に着目し、昨年度の台風の被害と重ね合わせていろいろと考えながら、資料を読み取って、予想を発表していきました。

本当に、どんなことを思って、水害連絡会を立ち上げたのだろうか・・・。

すると、先生は子どもたちに、佐々島さん本人に電話して、取材できると伝えました。

「え~っ!ほんとに?」

「先生、すごい。」

先生のスマホをスピーカーにつないで、佐々島さんに電話でインタビューしました。

実際に本人にインタビューできたことで、子どもたちの課題を解決する意欲はますます高まりました。

そして、めあてに基づいて、市や県と連携しながら地域住民と協力して、水害に負けないまちをつくりたいという思いで会を立ち上げたことがわかりました。

身近な災害に目を向けて、暮らしと政治のつながりの深さを実感できる授業でした。