こんなことがありました

ピース 考える道徳~友情・信頼

今日の道徳は、高学年にふさわしく、異性を理解し、お互いを認め合って友情を深め、協力したり助け合おうとしたりする心情を育てる授業です。

低学年の時は、男女に関係なく友達に親切にするのが、当たり前のようにできていた一郎は、たかしに冷やかされることが嫌で、ついつい、消しゴムを拾ってくれたすみ子に冷たく接してしまいます。

それでも、すみ子は、植木鉢を落とした一郎に対しても、2人を冷やかした、たかしがリレーで失敗しても優しく接することができるのでした。

すみ子は、一郎の誕生日に「言葉のおくりもの」として、一郎のよいところと、仲良しを少しぐらい冷やかされても平気だった元の学級に戻りたいと話すと、教室のあちこちから拍手がおこるのでした。

6年生の教室でも、周りの友達(異性)のよいところを発表し合いました。

すぐに良さを見つけられる子、うんと考えて書いている子。

「よさを見つけても、冷やかされたら恥ずかしいな。」

そんな気持ちと戦いながら、書いていたかもしれません。

それはそれで、考えている証拠です。

一人一人がそれぞれに、よい友達であるためには、のびのびとした教室を作るには、どんなことが大切なのか、考えようとしていました。