災害時に備えて

 本日、本校では内郷第三中学校と合同で避難訓練を実施しました。

 今回の訓練には、大きく二つの目的があります。その一つ目の目的は、担任の先生がいらっしゃらない状況でも安全に避難することができるというものです。そのため、休み時間に予告なしの訓練実施となりました。

 予告なしであったにも関わらず、子供たちはこれまで訓練したことをいかして、全員スムーズに避難することができました。さすがは高野っ子、誰一人ふざけている人はいません。

 次は、いよいよ二つ目の目的です。それは、大きな災害発生時に子供たちを保護者の方へ安全に引き渡すための「引き渡し訓練」を実施することです。

 引き渡しをスムーズかつ確実に行うために、小学生と中学生を兄弟関係でまとめて、同じ教室に移動させます。その際、本校は校舎の後方に山がありますので、土砂災害も考慮して校舎の2階教室に移動させます。

 その後は、放送の指示に従って保護者の方が待つ昇降口まで移動します。

 引き渡しの際の手順や行動について理解したあとは、各学級で今回の訓練の振り返りを行いました。

 災害は、いつ発生するかわかりません。ですから、日頃から「もし~だったら、どのように行動するか」を考えておくことが大切です。

 ぜひ、今週末、今回の避難訓練について子供たちと話合うとともに、「もし、大人がいない状況で災害が起きたら、どのように行動すればいいか」について家族みんなで話合ってみてください。