学校へ行こう週間1日目

11月1日(水)2~4校時は学校へ行こう週間でした。

本日は3・4校時に令和5年度高野小学校・内郷第三中学校合同保健委員会が行われました。小中共通の健康課題の一つである目の健康と、脳の特徴を生かしたよりより生活について、専門の医師からご指導いただき、児童生徒および保護者の健康生活に対する意識を高める機会としました。

 

まずは、小学校の保健委員会が小学校の目の健康の実態やアンケート結果を発表しました。高野小児童のメディアにふれる時間は平日2時間、休日3時間と全国と比較して多くなっています。長時間のメディア使用が高野小児童の視力の低下の原因の一つと考えられます。

また、内郷・好間・三和地区の小中学校のきまりでは、メディアは平日1時間以内、休日午前午後で1時間以内となっているとのことです。高野小も改めて、このきまりを守っていこう保健委員より話がありました。

 

次は講演です。「夢を叶える脳の話」と題して、石井脳神経外科・眼科病院長 高萩 周作 先生よりご講演いただきました。高萩先生は高野小学校、内郷第三中学校を卒業され、高野っ子の大先輩にあたります。学校の体育館とプールができたときの入学生だそうです。高野小150周年の節目の年に、後輩の皆さんにと、ご講演いただくことができました。

高萩先生から、脳の仕組みを生かしたよりよい生活、夢や目標に近づく為のこつについてお話しいただきました。低学年の子供たちにも理解できるようにと、とても分かりやすい資料をご準備くださいました。

脳の中でも、「記憶」し「考え」「行動する」といった人間らしい生活に大きく関わる「前頭葉」を鍛えるには、①文を書くこと②読書をすること③新しいことをすること④他人に話すこと⑤何かを作り出すことが大事だということです。鍛えることで、脳の中に強いつながりができて、定着していくそうです。学校の授業でも意識していきたいと感じました。子供たちからは「これまで苦手なことやできないことをすぐにあきらめてしまっていたけれど、やり続けることが大事なんだと分かりました。すぐにあきらめないようにしたいです。」という感想がありました。脳の仕組みから自分たちの行動を見直すと、大人にも子どもにもいろいろな発見があった、貴重な機会になりました。

高萩先生、本日はお忙しいところ、大変ありがとうございました!!

ご参加いただいた保護者の皆さまもありがとうございました!